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WhiteBuffalo CalfWomanの癒し

 
 
 
 
 
 
 
 
今日夕方、娘とPinkyと海に向かいました。
長い時間無言で、裸足で砂を踏みしめ、大地の声なき声と会話しました。
どちらかというと山あいや森、渓谷が好きな私ですが、
はやる気持ちで向かい、
きれいに洗い流したいという衝動にかられました。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
 
スザンヌ・リー2015年5月1日翻訳:Nagiさん戦士になるには多くの方法がある―――ハウ・タ・シャイThere are many ways to be a warrior–How-Ta-ShaiMay 1, 2015http://www.suzanneliephd.blogspot.co.uk/2015/05/there-are-many-ways-to-be-warrior-how.html
 
リーダーになるには多くの方法があるハウ・タ・シャイが彼の物語を語るメディスン・マン、ハウ・タ・シャイ 19世紀アメリカ合衆国この少年は戦士になるために生まれて来た。
歩けるようになるや否や、馬に乗りたかったことを覚えていた。
少年の母親 が彼を見ていなかったら、馬が囲いに 入れられている所へ逃げて行って、馬たちの間を歩こうとしたものだった。
意外なことにも、彼は決して怪我をしなかった。
何度も、彼を見ていた大人の目を逃れて、馬のもとへ走ったものだった。
彼らは少年が怪我をしないとわかると、彼にそうさせた。
ひょっとしたら、少年は自分は‘二本足’ではなく、自分は馬だと思っていたのだろう。
あるいは、もしかすると、ただ馬の力 を愛おしんでいただけかもしれない。
誰もが薄々と感じていたように、少年は卓越した乗馬の名手となり、
もっとも予想だにしてなかったことが起きるまで、
誰もが間違いなく彼は勇敢な戦士になるだろうと考えていた。
彼は自分の馬から落ちた。
実のところ、彼は見えない力が彼を押したことを確信していた。
13歳で、彼の最初のバッファロー狩りの時であった。
一人前の男になったように感じていたが、そのようには振る舞っていなかった。
自分は馬よりも優れていると思っていたからであった。
その馬は狩猟馬だった。
このうぬぼれが、彼に困った状況を起こした。
彼は馬もバッファローも尊重して おらず、馬が素早く左へ動いた時に、
彼は右へ動いた。‘
一人前の男’であるという振りに、あまりに捕らわれたので、
彼は小さな少年のように振る舞い、彼の一番最初の教えを忘れ た。
彼とその馬は一体だった。
そうして、彼のおごりによって、一頭の怒り狂うバッファローの、
まさにその進路に落馬した。
さらに悪いことには、肩の上に落ち、右腕は彼の横腹にだらりとしたままだっ た。
左腕で自分の槍をつかみ、スピリットが彼を馬から押したように、
スピリットが彼の腕を真っ直ぐに導いて、彼の槍でそのバッファローを突いた。
その 巨大な動物は、一突きでは死ななかったが、よろめいた。
これが少年に、素早く立ち上がり、大きな危険にもかかわらず少年を待っていた
彼の馬へと走る時間を与えた。
残っている良い方の腕で、少年は自分自身を馬の背の上によじ乗り、
安全な所へと走った。
他の狩人たちはこの場を目撃し、そのバッファローをこの世から解放した。
その若い狩人は、力強いバファローに最初の一撃を与え、英雄だった。
けれども、彼の槍を投げる方の腕が、横腹にだらりとしたままだったので、
決して自分は戦士にはならないだろうと彼は悟った。
彼の腕は彼のハートよりもずっと速く癒えた。
彼の腕の動きのほどんどが回復したが、槍を投げることも、
弓矢を使うことも出来なかった。
ようやく、努力して、彼の腕を狩りが出来る程に使うことが出来るようになったが、
戦いに出かける強さがなかった。
それなので、彼はふさぎ込んだ。
彼の人生は終わった。
彼は戦士ではなかった。
男として一人前ですらなかった! 
どうやってこのハンディキャップと共に生きることが出来るのだろうか?
彼は役立たずだった。
彼の人生はそれが始まりもしないうちに終わった。
狩猟の ためと思われる旅をしてさまよったが、狩猟には関心がなかった。
自分の馬に乗ることを楽しいとさえ思わなかった。
部族を去らなければならないだろう。
彼には与える物が何もなく、そこに留まることは、彼にとっては利己的なことだった。
どこへ行ったらいいのかわからなかった。
ただ、去らなければならないことだけがわかっていた。
ある朝、夜明け前、彼はちょっとした物をまとめて、他の誰かが目覚める前に、
テントからそっと出て行った。
昇る日から別の方向へ、彼の夢から別の方向へ と、真西へと向かった。
どこへ向かっているのかも、なぜだかもわからなかった。
どうでもよかった。
来る日も来る日も、歩いた。
自分の馬を連れて来なかった。
戦士は馬を必要としたが、彼にはそれを連れて行く権利がなかった。
日が、何度も昇っては、沈んだ後で、彼はこれまでに来たことのない地域へ入った。
二回目の月の周期の終わりまでには、道に迷っていた。
言うまでもなく、 家に戻れないと言う意味で道に迷っていたのではなく、
自分がどこに居るか、次に何を経験するのだろうか、まったくわからなかったという点で、道に迷っていた。
恐れてはいなかった。
これよりも悪いことが、彼に起こるはずもなかった。
もしかしたら、過去を無くすことが出来るのならば、将来を見つけることが出来るだろう。遠くに高い崖が見えたので、彼のヴィジョンを求めて、その頂上まで登ること にした。
食べ物も、快適さも必要としな いので、その崖の下に彼の食料を埋め、登り始めた。
頂上への道のりはとても険しく、砂利が落ち、つかまる物がほとんどなかった。
何度か落ちそうになった後に、自分の両腕に一人前の男の強さがあればと望みながら、最後の日の光が地平線の下へと沈んで行く時に、ようやく崖の頂上にたどり着いた。
小さな窪みを見つけて座り、丸くなって、待った。
夜には段々と冷え込んで来たが、それにもかかわらず、
彼はほとんど気が付かなかった。
ヴィジョンを受け取るまでは動かないと誓った。
 毎時間ごとに、次第に彼自身の中へと、深く入って行った。
夜明けまでには、深いトランス状態になっていた。
徐々に、嵐が彼の周りに集まり始めた。
それは彼の魂の中で暴れる嵐をそっくりそのまま真似ているようだった。
天候はますます寒くなり、風は凍てつくようになった。
すぐに初雪となるだろうとわかっていた。
彼が怪我をしてから、何か月も経った。
平原と彼の無駄に費やした人生の痛みは、今や、彼のはるか下にあるように見えた。
崖の上の高い場所からは、彼は自然の増大する力の一部分であって、
段々と彼の物質的な身体の一部ではないように感じた。
風が彼の周りを吹きすさぶと、
彼のスピリットがそれによって強く引っ張られているのを感じることが出来た。
風のように飛んで、雷のように大声で叫び、自分の傷ついた身体の限界から、
これっきり自由になることを望んだ。
怒りと失意 が彼のハートとマインドを満たし、肉体の土の牢獄から去ることを望んだ。
「祖父よ」彼は荒れ狂う風に向かって、叫んだ。
「私を一緒に連れて行って下さ い!」彼は自然界の嵐の引っぱる力に身をまかした。
そうすると、稲妻の閃光により、 自分の身体から引き出された。
彼は見下ろして、崖の側面にくっついている小 さな空っぽの形態を見たが、
それが彼であったことをあまり覚えていなかった。
鳥のように風に乗り移った。
彼のスピリットは限界を知らず、空中の乱流は彼 をさらに興奮させただけだった。
彼は自分がどこに居るのかも、どこへ行くのかもわからなかった。
あの小さな殻に二度と戻ることがなくても、かまわなかった。
彼は今や、ホーム-家に戻っていた。
風であり、それをはらむ空だった。
ますます高く持ち上げられて、かつて彼が居た所と、
かつて彼だった者から離れて行った。
一 瞬、意識を失ったようであったが、気がつくと、平原の上にいた。
雪のように白い一匹のバッファローを除いて、彼はひとりだった。
「彼らは私たちを殺しに来ます!」それは言った。
「彼らは私たちを殺すことに よって、私たちを支配する力を得ますが、
彼らを止めるために私たちが出来る ことは何もありません」
これらの言葉と共に、そのバッファローは向きを変えて、立ち去った。
そのインディアンのスピリットは、たくさんの質問をするために、
そのバッファローを追った。
「『彼ら』って誰のことだ? どうして彼らは我々を支配する力が欲しいのだ? 
どうやって彼らはおまえたちを殺せるんだ?」
しかし、バッファローは今や、ただの動物だった。
もはや白くはなかったし、ただ一匹だけだった。
男は後ろを向くと、はるか彼方に、たくさんの盛り土を見た。
それらが何だかわからなかったので、調べるために、もっと近くへ行った。
近づいて行くにつれて、盛り土は死んだバッファロー、何千ものバッファロー が、
大草原に死んで横たわっているのが見えた。
皮を剥がれていたのもあったが、貴重な肉は残されて、日向で腐るままにされていた。
怪我をして、苦しんで、ゆっくりと死ぬに任せられていたのもいた。
子牛も妊娠している牝牛もいた。
この非道さは何だ?
「誰がこんなことが出来るんだ?それに、なぜだ?」
白いバッファローの言葉が彼の頭の中でこだました。
「彼らは 私たちを殺すことで、お前たちを支配する力を得るだろう」
彼は大虐殺を止めなければならなかった。
これが起こることを許すことは出来ない。
彼の部族に戻って、警告しなくてはならない。
彼らが必要な時に、仲間を見捨てることは出来なかった。
そう思うと、急に、彼のスピリットのはるか下に、
崖の側面に身体を押し付けられた自分が居ることに気が付いた。
大草原のバッファローのように死んでいるように見えた。
顔は青白く、唇は青く、彼の周り、至る所に、雪があった。
手遅れになる前に、 彼の身体に戻らなければならない。
戻ろうともがいたが、彼に自由を与えた、その風が、
今度は彼に死をもたらそうとしていた。
気流は強く、彼の肉体から彼 を押し払った。
それに戻るためには、生き『たい』と思わなければならないことは、彼にはわかっていた。生きる権利のために、目的を持って生きるために、戦わなければならなかったのだろう。戻って、仲間を助けなればならない。
徐々に、自分の身体の方に、自分が動いているのを感じることが出来た。
まるで自分自身をそれに引き戻すことが出来るかのように、それに手を伸ばした。
ついにそれに触れると、それは氷のように冷たかった。
遅過ぎたのだ。彼はすでに死んでいた。
もし、今、 彼の身体に入れば、おそらく彼は幽霊になり、
永久にふたつの世界に挟まれるだろうが、そのチャンスを利用しなければならない。
自分自身に 健康を取り戻すことが出来ると、彼が信じなければならなかった。
そして、それから、突然、何もかも暗く、彼は寒く、とても、とても、寒かった!
動こうとしたが、出来なかった。
彼の腕と脚は氷のようで、指もつま先も感じられなかった。
出来る限りのどんな 熱でも自分の中に保とうとして、小さなかたまりと化した。
温かくならねばならない。
徐々に、這うことが出来ることがわかった。
実際のところ、彼の肘を 使って、彼自身を引きずっていた。
すぐ前方に、くぼみがあるようだった。
おそらく、それは洞穴だった。
かなり長い間だったように思われた後、洞穴の入り口にたどり着いた。
それに転がり込んだが、それは下へ傾斜していて、コントロールを失って、
転がって行くのを彼は感じた。
転がり、何か大きな、毛皮で覆われた物に、突然、止められるまで、転がり続けた。
それは一匹の熊だった。
彼はかまわなかった。
それは 温かかった。
その毛皮の温かさの中に倒れて行って、意識を失った。
どのくらい気を失っていたのかわからなかったが、目が覚めると、彼は温かく、
もしくは、少なくとも、寒くはなかった。
それに、動くことが出来た。
手と足は彼の命令に従ったが、指とつま先は、
まるで百万匹の蜂が彼を刺しているように燃えていた。
手を合わせて擦りながら、座って、周りの状況を確かめるようにと、彼自身に命じた。段々と、彼の目が暗闇に慣れるにつれて、自分がひとりだとわかった。
しかし、側の床には、たくさんの根があった。
ほとんど凍っていたが、食べられた。
どうしてこのたくさんの根が洞穴にあるのか? 
自分がそこに置いたのではないことはわかっていた。
自分がどこにいる かも、どうやってそこへ着いたのかも、いまだに定かではなかった。
まもなくして、ヴィジョンと彼の凍った身体に 戻ろうともがいたこと、
 洞穴に落ちて行ったこと、そして、熊を思い出した。
自分の洞穴の中に食べ物を持ち込む熊のことを聞いたことがない。
しかし、それは食べ物 だったし、彼は飢えていた。
その根を食べ始め、一旦始めると、それらを全部食べ終えるまで、何も考えなかった。
食べ終えると、喉が渇き、洞穴の入口へはって行き、
彼がまだ、いかに弱っているかに驚いて、雪をいくらか食べた。
熊はどこに居るのだ? 
別の洞穴を見つけたのか、もしくは、彼の冬眠の前の最後の食料探しをしているのか? そうだとしたら、彼は熊が戻る前に、去る必要がある。
保護された洞穴を去ることを考えると、彼はまだ弱過ぎることに気が付いた。
熊が彼を殺すつもりでいたならば、すでにそうしていただろう。
その上に、彼は疑いもなく、まだ、外で生き延びることは出来なかった。
洞穴の一番 深い所へと、はって戻って、眠りに落ちた。
何度か目が覚めそうになり、彼の眠っている形態に寄り掛かっている、
大きな毛皮のかたまりを思い出した。
安全で、安心していられて、温かく感じ、深い眠 りへと、漂い戻って行った。
完全に目が覚めると、頻繁に、根をもっと見つけ、 とても感謝して食べた。
熊がそこに居ることもあれば、彼がそこにいないこともあった。
ようやく、どのくらい経ったかわからない時が過ぎた後で、
男は自分の状況をじっくり考えるに十分な程に、起きていられるようになた。
今回は、彼が目覚めると、熊が洞穴の最も遠い奥で熟睡しているのを見つけた。
それはまるで、熊が、その若者がもう体調が良いことを知っているので、
彼の冬の眠りに入ったかのようだった。
男はその熊が彼に根を持って来て、彼を温め、実際に、彼を救ったことに気づいた。
これは、彼の人生の目的に関する、 強力なお告げであった。
自然が彼を救ったので、彼は彼女に報いなければならなかった。
ベア・メディスンを与えられたので、それを利用する方法を習得する であろう。
ふた冬の間、彼はその熊とその洞穴で暮らした。
どうやって最初の冬を生き延びたか、彼にはわからなかった。
十分な強さを取り戻すと、丘のふもとに這い降りて行って、積もった雪の下から、
彼の蓄えを取り出した。
熊の温かさに寄り添って、かなりたくさん寝 た。
ともかくも、彼が回収した蓄えと、洞穴の外で捕らえた小動物で、彼は生き延びた。
彼の最初の教えは夢の状態でであった。
夜ごとに、グレート・スピリットと会って、たくさんの教えを受けた。
目が覚めると、雪の中を歩いて、彼の物質的形態に、
これらの教えをしっかりと根付かせようとしたものだった。
彼が以前にしたことのない方法で、自然とつながることを覚えたのは、
これらの毎日の散歩の間にだった。
自然のあらゆるものは、彼のように、冬の最中で眠っていたが、
グレート・スピリットは決して眠らず、その男にとってはいつも共にいるガイドとなった。
彼が自分としてずっと知っていた人物は、今や、死に、
彼はまだ彼の新しい自己を生み出してはいなかった。
彼は自分自身を身ごもっていた。
内側の奥深くから、新しい霊的存在を身ごもっており、
それは毎夜、彼の夢の状態の中で養われていた。
春が明け始めると、彼の新しい自己の苗もそうであった。
熊は目覚めると、彼を洞穴の中にひとり残して去った。
なんて孤独なんだろうと感じて、彼は驚いた。
冬の始まりの運命の日に登った、崖の側面を背にしてシェルターを建てるために、
彼も洞穴を後にするだろう。
彼は自分の辺り一面の春の新しい生命を見ながら、彼自身の中に、
彼の新しい人生を築き始めた。
彼の新しい自己は自然のあらゆるものと完全に一体になっていた。
彼の馬のように、水の臭いを嗅ぎ、しかも、彼のシェルターからどんなに遠くへ歩いても、必ず戻って来ることが出来た。
彼の友人、熊とまったく同じように、川や近くの湖からの魚、ベリー、根、
小さな生き物を食べた。
ある日、ベリーを食べている間に、奇妙な、変化した形態が彼の身体に取って代わった
のを感じた。
突如として、彼の手はとても大きく、毛皮でおおわれ、背は、
なじみのない曲線を持つようになった。
臭覚が非常に強く、目まいがしそうだ。
倒れて四つんばいになり、信じられない速さで、森を走り抜け始めた。
彼が熊のように感じただけなのか、もしくは、彼の外側の誰かは、
実際に彼を熊として見るのだろうかと、彼は考えていた。
すると、かつて経験したことがない、最も素晴らしい臭いを嗅いだ。
雌の熊だった。風上の方向からゆっくりと彼女に近づいて行った。
しかし、彼女は彼には頭が良過ぎて、彼に向かって振り返った。
まるで彼の臭いで混乱したように、空気の臭いを嗅いだ。
彼は後ろ足で立ち、両手を上げ、彼女に印象づけるために、うなった。
彼女は子供がいず、すぐに交尾が出来るだろう。
男/熊は向きを変えて、彼女が彼が戻るのを待つよ うに、彼女を残して、
丘を駆け上がった。
彼はベリーが生えている土地の側の、小川の縁で目が覚めた。
裸で、着ていた服は彼から引き裂かれ、ずたずたになって、彼の周りに散乱していた。
ナイフも無しに、自分の服を引き裂く力が、どうして彼にあろうか? 
それは本当だったのであろうか? 
彼は熊だったのか、もしくは、ただのヴィジョンだったのか? どうでもいいじゃないか? 彼は、今や、スピリットの世界と彼の父たちの土地の、二つの世界に生きていた。
ふたつの世界を行き来することができ、 現実を変えたことに気づくことは決してなかった。頭がおかしくなったのか、
あるいは、マインドを彼のスピリットと単に交換しただけだったのか?
彼が熊であった間に、彼はあるマッシュルームを見たことがあった。
よくそれらを採って、満月の時期のために取っておいたが、
数日中にその時期がやって来 る。や
らなくてはならない、何か重要なことがあることに、彼は気が付いた。
祖父なる空と祖母なる大地が、彼を呼んでいた。三日間断食をし、
小川の側で目覚めた時のように、裸のままでいた。間もなく、その時となった。
月は満ち、空高くにあった。そのマッシュルームを四方向のそれぞれで清めて、
それらをグレート・スピリットにささげ、ゆっくりと食べた。
束の間、吐き気に襲われたが、吐くことはしなかった。
横になり、月を食い入るようにじっと見つめた。
彼女は彼に話しかけているようだった。
「思い出しなさい。覚えていますか、我が戦士よ?」
「何を思い出すって?」 彼はいぶかった。
「それに、戦士だって!」 彼女は彼をあざけっていたのか? 
彼は自分が決して戦士になれないことをわかっていた。
「おお、けれども、様々な種類の戦士がいます」彼女は言った。
「彼らは、武器の選択においてだけ、異なります」
「私は武器を扱うことが出来ません。熊としてでさえ、私は片方の腕は、より弱かった!」声は彼の不満を無視した。
「おまえの武器は、おまえのメディスン(医術)となるでしょう!」
「私にはメディスンがありません」彼は主張した。
「おまえが誰であるかを思い出したら、おまえには、おまえのメディスンがあります。
熊がおまえをわかったのならば、 なぜおまえが自分自身をわからないのですか? 」
「けれども、誰が私の師となるのでしょう? 私は荒野で、ひとりぼっちです」
「そうです、その通りです。荒野が、おまえの師となるでしょう」
そして、その後、声は止み、彼はたくさんのヴィジョンを見た。
青い服を着て、 鞍と、狩猟のためにわなを仕掛ける者が使うような火が出る棒を
持っていた。
彼らはたくさんいた。
多過ぎる。
彼が火を見ると、女たちと子供たちがパニックになって走っていた。
男たちはいなかった。
彼らはどこにいるのだ?
どうやって彼らは自分たちの家族を見捨てられるのか? 
いや、彼らは彼らを見捨ててはいなかった。
彼は戦士たちが戦いを待っているのを見たが、青い服の男たちは彼らを恐れて、
女たちと子供たちとだけ戦った。
これらの敵には道義心があったのか?
次に、彼は裸の木々を見た。
葉は無くなっていて、その木々は何かを中に閉じ込めるために、束ねてくくられていた。
彼は中に閉じ込められているものを自由にしなければならなかった。
笑い声が聞こえると、中へ入る方法を探しながら、その木々をたたいた。
彼の上の方を見て、頭と肩をのり出して、死んだ木々の上から、
下を見ると青い服の男がひとり、木の列の中にいるのが見えた。
その男は笑い続 けた。
「止めろ!」彼は叫んだ。
「このヴィジョンは嫌だ。不吉だ!」声が戻って来た。
「周期は終わります、変化する月のように。
しかし、月のように、いつも戻って来って来ます。部族もそうです!」
彼が次に見たヴィジョンは、彼は理解できなかった。
彼の部族の人々がいたが、 そこだけ彼らの周りに空間がなかった。
平原がなかった。
バッファローがいなかった。
彼らの戦士は年老いた病人のようにゴロゴロして、木にもたれて、火酒を飲んでいた。
彼らはメ ディスン・ホイールの形ではないテントに住んでいる ように見えたが、
平らで、その上には何か光る物があった。
彼らの周りには物体 があって、ほとんどアイアン・ホース(機関車)のように見えたが、
それらはもっと小さくて、壊れているようだった。
誰もが悲しく、打ちのめされていた。
そして、その後、それが起こった。
バタンと閉まる、古い木のドアの音と共に、誰かが平らなテントから出て来た。
彼は 正装した戦士だった。
ペイントと羽飾り付頭飾りを着けていた。
彼の一番良い弓 と矢を持っていた。彼は白人の火の棒は欲しくはなかった。
そして、彼の掲げたもう片方の手には、何か輝く物があった。
ほとんど燃えているような何かだか、燃えてはいなかった。
それは太陽のように明るく、キャンプ全体に広がった。
ひとりずつ、怠け者の病んだ男たちが起き上がり、力強い戦士へと変容した。
族長は両手を空高く上げて、スピリットの世界を呼び出した。
その戦士の顔を覗き込み、そのひとつの顔の中に、彼の部族の人達の顔を見た。
その後、すべてが暗くなった。
彼はもう、何も見なかった。
それを取り戻そうと した。
何もかもを覚えていることを望んだが、起きていることが出来なかった。
何かが彼のスピリットを引っ張った。
彼が最後に見た物は、森の地面に横たわっている彼の裸の形態 だった。
目覚めると、日は高かった。
お川へ這って行き、転がり込んだ。
水に入っては、 這い出て、いよいよ食べ物を見つけなければならない時まで、
その日のほとんどをそこに横になっていた。
いったい彼のヴィジョンは、何を意味したのだろうか? 
どうやって荒野が 彼に、彼のメディスンを教えることが出来るのであろうか?
彼はその残りの夏をその疑問に答えるために費やした。
そのヴィジョンはまだ謎だったが、荒野は彼の師であった。
空は どうやって自由になるかを教えた。
鳥たちは、彼が彼らのはるか下の地を見るのに、自分たちの目を彼に使わせた。
木々は根と他の食べられる物をどこで見つけられるかを彼に教えた。
ミツバチたちは彼に蜂蜜を探してやり、
あらゆる生物が言葉がない言語で彼に話しかけた。
森を歩いて行くと、この木の皮は痛みを癒すことができ、
この花は傷の炎症を和らげるだろうと、どういう訳かわかった。
自然が彼に彼女の秘密を教えたのだった。
日が短くなるに連れて、夜は段々と冷え込み、彼への教えは続いた。
その時、メスの熊の所へ戻る時だと彼にはわかった。
彼らは本当に交尾をした か、もしくは、それはヴィジョンだったのか? 
彼が思い出せることは、彼らは ひとつの存在になったようであったということだけだった。彼女は本当に熊 だったのか、それとも、彼女は彼のスピリット・ガイドだったのか?
まもなく、冬が彼のもとに訪れ、彼は熊のように冬眠するだろうと彼は知っていた。
食べ物を集め、年老いた雄鹿が彼の ために生きることをあきらめた。
彼の 熊の仲間がそれをどこで見つけることが出来るかを教えた。
この自然の贈り物から、彼は冬服を作り、食べ物を用意した。
冬の休息のために洞穴へ行くと、熊が彼を待っていた。
彼は二本足のルームメイトを見ると、洞穴の奥へ、のんびりと歩いて行った。
男はこの冬はほとんど散歩をしなかった。
夢を見るのに忙し過ぎた。
祖父たちと共に空を歩き、食べて、用を足すためにだけ、祖母なる大地に戻った。
春が来た時には、彼は準備が出来ていた。
何のためだかはわからなかったが、準備が出来ていた。
ある日、目覚めると、熊はいなくなっていた。
彼も、すぐに、この洞穴の避難所から去らないとならないことを知っていた。
自分の少ない持ち物を集めた。
戻らないだろうとわかっていたからだ。
彼は彼の教えを受け取った。
彼のメディスンを学んだ。
これからは、彼の部族の利益のために、それを使わなければならない。
すぐに、彼らのもとへ戻るだろう。
彼らと分かち合う何かが、彼にはあった。
戦士であり、彼の武器は、彼のメディスンだった。
さよならを言うためと、故郷への長旅のための食料を集めるために、
最後に谷を見て回ることに決めた。
あらゆる木々と草の葉が彼のことを知っているようだった。
花は彼がいる方向に向きを変え、動物たち、昆虫たち、鳥たちは
彼の顔を覚えているようだった。
最後に、谷のはずれに至ると、さよならの悲しみと、希望と目的の歓喜と共に、
最後にもう一度振り返った。
彼が遠くに見たあれは何だったのか? 
ええ、それは彼の熊の連れ合いだった。
そして、彼女の傍らには、小さな子熊がいた。
「でも、そのヴィジョンの意味は何だったの?」シャチャーは尋ねた。
ハウ・タ・シャイの顔は青ざめ、悲しくなった。
「そのヴィジョンは、真実だ。それがわかるのに、何年も掛かったがね」
彼は自分の手を彼の右側の、年老いた、死にかけている男の方へ動かした。
ひとりのインディアンの女が、小さな椀に入った食べ物と皮に入った水を持って、
テントに入って行った。
年老いた男はそれを拒んだ。
「青い制服を来た者たちが、この砦の壁の外に、
我々のテントを設置するのを許すまで、私は食べない」
その若い女は悲しみと尊敬をもってうなずき、手付かずの食べ物を持って、
テントから出た。
ちょうど兵舎に入って来た、その砦の指揮官に、ちらりと目を向けると、
テントの前に食べ物を置いて、去った。
その指揮官はこの仕事が好みではなかった。
これらの人々をさらに苦しめることに、何の意味があったのだ? 
毎朝、彼が自分の執務室に入ると、彼らは年老いたメディスン・マンの食べ物を
彼のテントの外へ置いた。
そして、毎晩、その指揮官が彼の執務室を出ると、
その同じ、手を付けられていない皿を片付けた。
その種族の残っているメンバーのひとりひとりが、
彼らの残っているひとりの戦士に対する支持のジェスチャーとして、
彼らのほとんど食用に適さない食 物を少し分けて、それを断念したと、彼は聞いていた。その指揮官は南北戦争で仕え、何度も勇敢な戦いをしたが、これらの憐れな、
敗北した人々をさらにはずかしめる目的が わからなかった。
けれども、彼の命令は彼らをその砦の範囲内に、留めておくことだった。
今や、彼らはどこへ行くのだ? 彼らはほとんど残されてはいなかった。
戦士たちは死んだか、もしくは獄中にいた。
しかし、彼は彼の命令に従わなければならなかった、そうだろう?
その後、ある朝、彼の執務室への階段を上りながら、老人のテントの前の、
見慣れた食べ物の光景を見ようと、振り返った。
しかし、その代り、女たちがテントを取り壊し、
年老いたメディスン・マンを埋葬のための皮で包むのを見た。彼女らは皆、振り返って、 指揮官の顔を真っすぐにのぞき込んだ。
彼女らの目は誇りと愛を表していた。
子供たちでさえ、何が起こったのをきちんと知るため に、立ち止 まった。
指揮官は彼の長い軍歴の中で、ひどいことを何度も見て来たが、
ひとりの勇敢な老人を失ったと言うシンプルな光景が、彼の心を打った。
落ち着きを取り戻すために、ベランダの支柱にもたれなければならなかったことに、
彼は気が付いた。
それから、彼は中尉を呼んで、彼の最も力強い声で言った。
「中尉、これらの人々に、彼らのテントを砦の外に設置するように言いたまえ!」メディスン・マンが彼の物語を終えると、
シャチャーは「その部族」に対して、深い悲しみを感じた。
彼女は彼の物語をハートで聞き、ハウ・タ・シャイの勇気に畏敬の念を抱いた。
彼女は地球に戻った時に、そのような勇敢な戦士となれるであろうか?
「戦士になるには多くの方法がある」ハウ・タ・シャイが言った。
「私の物語を思い出せ。それは私の運命であったというような、
戦士になるために私が欲した方法で、
私は戦士になるために、自分の能力を失わねばならなかった。
私が私の部族に対して、大いに尽くした長い年月をおまえと分かち合いはしなかった。
幸福と奉仕と愛に溢れた年月もあったのだ。
後に、長年の痛みと苦しみと損失の間ずっと、
その愛を抱き続けることを学ばなければならなかった。
「私の臨終に、私が残した唯一のものは、愛そのものだった。
物質世界よりも偉大な何かに対しての愛だ。
理想に対する愛だ。
私の部族のしきたりに対して、私が抱き続けた愛の象徴として、私自身を犠牲にした。
それを達成するには、一生涯、務めることを要したが、今、私はおまえに、個人を超えて、人間の感情を超えた愛を与えることが出来る。
この愛はエネルギー・フィールドと、そして、パワーの光線だ。
私からこの贈り物を受け取り、おまえのハートの中に持ち続けなさい」
メディスン・マンは立ち上がり、シャチャーは彼をまねた。
彼は火の周りを回り、ハートからハートへと、彼女を抱きしめた。
彼女は彼の熊のエネルギー、
彼の自然への愛、彼が智慧へと変容させた彼の心の痛みすべてを感じることが出来た。ええ、彼女はこの贈り物を、永遠に、あらゆる生と死を超えて、
彼女のハートの中に持ち続けるだろう。
 
「Reconstructing Reality(現実を再構築する)」スザンヌ・リー著より翻訳: Nagi
 
 
 
 
 
 
 
 

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