グイネビア
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グイネビア





11世紀後半から12世紀初頭の歴史的な現象がある。

それは、フランス南部(伝統的にマグダラのマリアとの繋がりがある地域)の
宗教の中に、アーサー王、グィネビア、ランスロット、そして円卓の騎士達によって
広まった一般的には騎士道的愛として知られる愛の礼賛と呼ばれる動きである。
それを実践する者は「The Lady(貴婦人)」と呼ばれる謎めいた女性を称え
ラテン語でLord又はMasterの女性形のDominaの短縮形であるDomnaと呼んだ。

彼らは愛の対象を婦人とみなし、
グノーシス派のように、
彼女の中に最高の精神性と肉体を持つ者の欲を重ね合わせた。
アーサー王の物語全体が「ヨセフとアセナトを別の形で語った隠喩であり、
ヨセフ/イエスをアーサー王
アセナト/マグダラのマリアをグィネビア
レビ/弟子のレビをランスロットで描いたというのも十分ありうる。

(失われた福音より)



「悲恋の王妃グィネビア」

時は中世 イングランド輝く瞳のグィネビア婚礼の為
キャメロツトへと旅立ちました

深い森を抜け緑の野原突然現われた大男姫をさらって 
高い塔ヘ閉じ込めました

大男の城主は迫ります麗しの乙女よ 我が妻になり給え
グィネビアは誇らかに無礼者 寄るでない

通りかかった旅の騎士は湖の騎士ランスロット
向かうところ敵無しのつわもの大男を一撃のもとに打ち倒す
塔の窓から見つめるグィネビアありがとう旅の騎士
一瞬目と目が合いました
高鳴ったグィネビアの胸燃えたランスロットの憧れ
どうぞご無事で名前も告げあわず別れました

アーサー王の婚礼の日それとは知らずランスロット
キャメロットにお祝いに
喜びにわく民たちにこやかに微笑んで 
並んで立った王と王妃グィネビアの額に輝く冠

ランスロツトとグィネビア運命の再会哀しい恋のはじまりでした
偉大な王アーサーの 平和の都キャメロットには
厳しい掟が有りました

王妃の不倫は火あぶりの刑グィネビアの恋は許されません

愛深きアーサーの腕の中グィネビアの心は憂えます

ああ ランスロツト 黒き瞳のランスロット
君が我が胸に宿りしはいかなる宿命の仕業かと
胸も破れん王妃グィネビア

宴の席美しい乙女とランスロツト 微笑み交わし踊ります
王妃の胸は波立って 黒き嫉妬が逆巻きました
輝く瞳は曇ります
夜更けてひとりグィネビアマントに身を隠し 
石の階(きざはし)昇ります

想ってはならない人の部屋ランスロツト ランスロツト
人目を忍んで呼びかけます

宿敵モードレッドの耳と目はすぐ傍に有りました
ふたりの様子を伺います

帳(とばり)を開けたランスロットお戻りなさい王のもとヘ
人目に触れれば身の破滅王妃への熱い心を隠します

痛む胸 溢れる思いを甲冑に隠し荒野をさまようランスロット
王妃の名誉を損なわぬためアーサー王のお許しのもと 
修行の旅へと出かけたのでした

求めて闘った試合は数知れず心は虚ろに満たされません
ある時 傷つき 夜が更けましたともし火に惹かれて 
アストラットの城へ

白百合の精かエレイン姫優しい笑顔 
手厚い看護ランスロットの傷は癒えました

エレインは 秀でた額に黒き目のランスロットに魅せられました
思いつめた一途な初恋 エレインの瞼に眠りは訪れません
乙女の誇りも恥じらいも捨てランスロットに申します
君恋うる我が愛を受け入れたまえ胸を打つ切ない言葉

ランスロットは肯わず我が胸には住まうひと有り
エレインの幸せ祈りつつ立ち去りました

望みを無くしたエレインは 食を断ちました
日毎 哀しく衰えていき思うはランスロットの事ばかり

いまわの際に申します
命絶えたる我が身をば花敷き詰めた小舟に乗せ
キャメロットへと流したまえ

父と兄は川に小舟を浮かべ別れを告げて泣きました
エレインの清らかな白き手に一通の手紙が握られていました
エレインはキャメロットへ流れ着きます
ランスロットは未だ帰らず白き手の手紙を
王妃グィネビアが受取りました

報われぬ恋のため 乙女のままに死すわれを哀れみたまえ
ランスロット

もはや語らぬエレインの頬を王妃の涙が濡らしました


(詩と映画と日記より)









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